真空圧密ドレーン工法の用途




	1.盛土下部地盤の改良
	盛土下部の地盤に適用することで、円弧すべりを防止するための段階載荷が不要になります。真空圧密を併用することで盛土が急速載荷できます。改良（ウイング）部を真空圧密に置き換えることで載荷盛土が不要になります。等のメリットがあります。


	盛土下部の地盤改良

	2.埋立土砂の減容化
	埋立後の未改良地盤に適用することで、盛土せずに地盤を圧密沈下させることで（処理土減容化により）、処分場受入土量を増やせます。改良後に配管系統を生かすことでドレーンの機能が維持できるため、跡地利用の際の地盤改良が不要になります。というメリットがあります。


	埋立土砂の減容化

	3.湖沼等の水域（水深）確保
	湖沼・内湾等の水底地盤に適用することで、地盤を圧密沈下させると水深を減じることなく、覆砂による富栄養化物質の封じ込めが行えます。圧密排水用の適切な水処理プラントを組み入れれば、富栄養化物質やその他の汚染物質を周囲に拡散させることなく地盤の圧密改良が可能となります。というメリットがあります。


	湖沼等の水域確保